ほんとに望むものはなにか?
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
長岡市の整体院 ナチュラルメディカル長岡の上原です。
大学生で県外に言っても帰省した際には来院してくれる大学生の子がいます。
出会いはその子が高校2年のときでした。
腰痛で来院したのですが、整形外科で分離症の疑いありと言われていました。
症状としては腰を反らしたりひねると痛い、痛みで大好きな部活の野球ができない。
とても困っている様子。
どうやら学年がひとつ上の先輩も同じ分離症を患っており、先輩の苦しむ姿を見ていたので自分ももしかしたらそうなるのでは、、、
と怯えているようでした。
確かに、同じ診断を受けた人の苦しむ姿を見たら自分と重ねてしまいます。
でも人はみな違います。
たとえ同じ症状でも違うんです。
だから彼の中の目的を明確にしました。
「野球がしたいんだよね?分離症はなってしまったら治らないけど、分離症があっても痛みが取れた子はたくさん見てきたよ。分離症が治らなくても痛みなく野球ができればいいんじゃないかな?大切なのは野球ができることで分離症を治すことではないよね?」
と質問を投げかけました。
すると彼の中で何かが変わったのか、目に輝きが戻りだんだん腰の痛みもなくなっていきました。
大好きな野球もできるようになりました。
大学生になった今も軟式野球を続けていて帰省した際にきてくれますが、腰の痛みで来院したことはありません。
目の前の出来事に自分を重ねて本来望むものを見失っていると心が動かないので改善が遠ざかってしまいます。
その人の本当に望むものを互いに確認し合うことで信頼関係が生まれ良い結果が得られます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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